シムピユーザーへの道 3

データをさわって慣れる




ゲームを始めてからアンドレやオスカルの性格とか服を変えたい!
と、思ったんですが、この場合はデータをさわるしかないので、結果としてSimHackというソフトを利用することが手っ取り早いみたいです。
ただ、このSimHackですが、キャラクターによっては認識されず、いじれないキャラもありました。

そもそもゲームを始める前にキャラクターの性格を決めるのですが、後で知った情報によれば、社交性の数値をある一定以上に上げれば、恋愛した時に相手の「胸に飛び込む」というコマンドが出てくるのだそうです。
調べてみるとオスカルはこの数値に足りず、SimHackにも認識されなかったので、結果としてオスカルを削除して作り替えました。

結局、キャラを作り替えたのでSimHackは使わずじまいでしたが、キャラのパラメーターはこのソフトで変えられるのか〜!と感心しました(ある程度の制限がある、との事)。


このタンスをクリックすれば「着替える」のコマンドが出ます。
オスカルがいなくなったシムピの世界。他の人はどうしたのだろう?とアンドレのデータを見てみたら、オスカルに関する記録が消えてなくなっている!
削除してしまえば、ゲームでは存在の痕跡すら残らないんですね。やっぱりゲームだなぁと一瞬寂しい気持ちになりました。

アンドレは性格の数値をいじれたのですが、最初、普段着を着替える方法を知らなかったので、やはり勢いでアンドレも削除しました。
さすがに気が引けましたが……(^^;)

あとで気が付いたのですが、服を着替えるのは単にタンスを買うだけのことで、タンスをクリックしたら「着替える」のコマンドが出るので、ホントは簡単でした。
_| ̄|○…最初はそんなことすら知らなかったのよ〜〜〜ワタシ。

削除した旧オスカルと旧アンドレですが、性格とか結構良いヤツだったのですよ。

なのでどこかに移動できないかと思い、彼らをひとまず移動して保存しておきたいuserdata3(どこでもよかったんですが)を別の所に保存し、からっぽになったところに、旧アンドレたちが入ったバックアップのuserdataの中身を放り込んだら、不具合なく彼らは移動していました。シムピ日記には出てきませんが、彼らはuserdata3でまったりと暮らしている事でしょう。

と言うことは、このやり方は他にも応用が効くってことです。
同じデータを二つ作れば、どこかまでは同じでも、ちょっとした選択肢の違いで全く違う二つの人生を作れるってことです。
データはバックアップを取れば消えないわけだし、飽きてしまえばゲームから下げたり、気が向けば好きな所に上書きしてゲームに投入すればいいのです。

poserを使用しているのでメタセコイア(以下メタセコ)には以前から興味がありました。
で、今回シムピでオスカルたちを作るのにさわらなければいけないので、とりあえず無料版をダウンロードしてきました。
シムピのスキンをさわるためにはメタセコと、スキンのデータを変換するSKN2MQOも必要でした。

無料版では関節までは変換されないので、関節のあるボディは加工できません。
直接さわれるのは関節の入っていないヘッドだけになりますが、顔が加工できればたいていのキャラは見た目がベルばらっぽくなりました。

←マイシムピアイコン集


これ、ルイさんの顔です。彼だけはゲームデータに有った顔を加工しました。
あまり顔は似てないけれど、何となく体格と衣装だけでそれらしい雰囲気になったので妥協しました。

無理矢理ルイさんに仕立て上げただけですが、主要キャラじゃないのでまあ〜いいっか〜!と。
顔の後ろに広がっているのは顔スキンをのべっと平面に広げてみた設計図です。線が見えますが、それが一つ一つの面になります。

この設計図は背後に顔の絵が貼り付いているので、ちょうど良い所に目や鼻があるかどうかチェックできます。データを見ていたら興ざめしそうですね。

このメタセコとフォトレタッチソフト(フォトショ等)を二つ同時に立ち上げて、見比べながら1ピクセル単位で顔のデザインを修正していきます。


ボディは関節があるので、メタセコではボディとテクスチャが合致しているかどうかをチェックするだけです。
キャラの顔を一通り作り終えて、ゲームをまったり始めるのかと思いきや、今度はボディ作りにはまるプレイヤー(私)。
おっと、フェルゼンとかダグー大佐とかジャンヌとかは、まだ顔も作ってない!!

後から思いましたが、ゲームに投入して失敗したり、不具合の出たファイルは、面倒だけどその都度ゲームデータから抜いていった方がいいという事です。
でないと、どのファイルでゲームが動いているのかわからなくなってしまい、後から整理する時に困ります……きっと。

で、体スキンですが、こっちは関節が入っているので、無料のソフトでは体の形そのものはいじれません。
なので、テクスチャだけを加工しています。

実はフォトショの扱いになれていない私。
レイヤー機能のないフォトレタッチソフトで加工しています。
まぁ、慣れていればフォトショでなくても、なんとかなります。



どこかからスキンデータを頂いてきても良いのでしょうが、ゲームデータの中にもスキンがざっくざっく入っています。
特にExpansionPackのフォルダー中に。
この多くのスキンはfarという拡張子が付いた圧縮形式でゲームに入っており、最初は気が付きませんでした。

FarFaという解凍ソフトを使えばデータは解凍され、中に入っているスキンのデータが山のように加工できます。

これを知ってしまった日にゃ、どうやって色んなボディスキンを作ってやろうかと野望に燃えましたよ〜。体力ないのですぐにしぼみましたが。


こんなドレスとかもゲームデータに入ってました。
そのままではひねりがないので色だけ変えました。
ゲームを始めてからキャラのボディやヘッドを入れ替えたいと思ったんですが、方法は色々あるらしいものの、私はIFFPencil2というソフトを使いました。

ただ、これを使う場合は、各キャラクターが割り当ててあるナンバーを知る必要があります。
それを調べる便利ソフトがSims ObjectIDというもので、なんとタダなんです。
でもこのソフトがダウンロードできると紹介されているサイトさんはすでに無くなっていて、結局このソフト名を検索して、見つけ出しました。

で、話は戻りますが、このIFFPencil2でボディやヘッドを書き換える操作をしても、法則性があるらしくてビミョーにうまくいかないんです。
一度オスカルの顔を変えようとして失敗し、ゲーム画面を見ると、オスカルがおばあさんになっていました。_| ̄|○

どうしても上手くいかない時は、変更したいヘッドやボディでダミーキャラを作り、そのダミーキャラが持っているデータをそっくりコピペするという方法でデータを書き換えました。


自作のスキンが動くかどうかは主にシムショーで確認しています。
これにインストールして不具合が出れば、データのどこかに間違いが必ずある!という事なので、再び自作スキンのデータを見直します。

良くあるのが綴りの間違い、それとか-(ハイフン)と_(アンダーバー?)の書き間違いなどです。
しょっちゅう間違えているので、シムショーはエラーを起こして落ちまくっています。(つД`)

それとダウンロードしてきた場合、時々、このシムショーに反映しないキャラもいます。


シムピユーザーへの道topへ戻る

2007.4.15.