29.今、出会いの時


彼の名はハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。
シムピの国に社交界のイロハを学びにやってきました。

活動的で陽気な青年です。

妹のソフィアです。
兄の住む家に遊びに来たまま、一緒に住み始めています。

性格はきれい好きで優しくて社交家。

フェルゼンは新しい物好き…っぽいので、鉄道のジオラマを置いてみました。

でも3秒で飽きたらしい…。

即撤去。(-_-;)

これはバーカウンター。
結局、フェルゼンは見向きもせず、ソフィアがお酒を飲んでいます。

フェルゼンが喜んだのは大画面テレビでした。

さてフェルゼンは妹に、ダウンタウンに行こうと誘います。

まずショップに入った二人。

ソフィアは兄がチョコレートを買ってくれないかなぁと考えていました。

いや、でもホント、マジでフェルゼンはチョコレートを買っていたんですよ。


ソフィアにあげるとめちゃくちゃ喜ばれました。

それでも尚、チョコレート売り場から離れないソフィア。
よほどチョコが好きなのですね。

次はパジャマを買うことにしました。
フェルゼン、意外とワイルド派。

ヒョウ柄のパンツを試着、購入。


「まぁ、お兄様ったら」
ソフィアは目のやり場に困っています。

そしてフェルゼンはソフィアにも夜着を買うように勧めます。

妹が試着すると手を叩いて大喜びのフェルゼン。

実はフェルゼンがこんなに喜ぶのを見たのは初めて。

拍手までされてまんざらでもない様子のソフィア。
これを気に入って購入しました。

兄妹そろって、結構派手目ですねぇ。

ちょっとトイレに行こうとしたフェルゼンですが、レストランで食事をしていた貴婦人に目を奪われました。


「うっ…美しい」
アントワネットさんに一目惚れのフェルゼンです。
「このような高貴で麗しい女性がこの世に存在しているのか」
感動でうるうるのフェルゼン。



てか、隣に住んでる奥さんですよ、フェルゼン。
「それにしても隣にいる男は誰なんだ?身なりからして平民っぽいから、ただの付き人だろうか」
フェルゼンはあれこれと推測します。

……で、ところでアンドレ、なんでこんなところで食事してるねん!?
ついこの間オスカルさんとデートしたところなのに。


さて、フェルゼン。
レストランから出てきたアントワネットさんに、思い切って声をかけます。
いきなり誉め讃えて賞賛しまくったら、おもいっきし嫌われました。ものには順序があるのです。

シムの性格で、ほめると嫌がるシムがいるのですよ。フェルゼンもいきなりほめられると嫌がっていました。

さて、ソフィアが心配してやって来ました。
「お兄様、この女性にかかわらない方がいいわ」
ひとこと忠告します。
しかし、冷静そうに見えて、実は情熱家のフェルゼン。
とりあえずアントワネットさんに好かれるように話題を変えて、再度、話しかけました。
家の土産に買っていたチョコレートもアントワネットさんにプレゼント。少し好感度も上がりました。


一方のソフィアは二人が仲良くなることにあまり気乗りしていません。

家に帰って、パソコンでアントワネットさんの情報を集める?フェルゼン。

ですから、お隣の奥さんですってば。
ネットで調べなくてもフェルゼンの部屋からアントワネットさんの寝室が見えてますよ。

魔法に興味を持っているソフィアも、兄とアントワネットのこれからを占ってみました。

結果は「部屋をきれいにした人は心まで美しくなる」と出ました。まったく二人のこととは関係ありません。

ま、たまには部屋を掃除しなさいという事でしょう。


なのでソフィアはお掃除ロボットの「サーボ君」を通販で購入しました。

スイッチを押すと、いかにも機械的なロボットが出現。

「お兄様、変なロボットが出てきました」
トイレまで追いかけられたと思いこみ、うろたえるソフィア。

いえ、サーボ君はトイレを掃除しにきただけですよ。
いつも落ち着いているソフィアにもお茶目な一面がありました。


「やれやれ、長い一日だった」
フェルゼンはソフィアの部屋に放置してあった画材で絵を描き始めました。

結婚式の絵です。
すっかり妄想モードのフェルゼンですね。


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2007.5.5.